
初めての海外生活で得られたこと〜オーストラリア最終話
最後の2ヶ月を農園で過ごし、私の初めての海外渡航である
約1年間のワーキングホリデー生活は終わりを迎えた。
2009年の出来事だが、十数年経った今でも様々なことを次々と思い出すことができる。
日本語の本は読まないように
日本の音楽は聞かないように
過ごした語学学校での期間
3ヶ月の学習のおかげで
農園での仕事もなんとか得ることができた。
ケアンズ、タウンズビル、タリー、メルボルン、シドニーなど様々な街を訪れ、
一泊から数ヶ月までいろんな場所で生活し
数多くの人と出会った。
20歳そこそこだった私は年上の日本人や外国人と話し、
大きな影響を受けた。
この後、震災ボランティアやJICA青年海外協力隊としても活動するが
その原動力となった経験は間違いなくこの一年だったと言える。
英語を習得したいという思いで1年以上バイト代を貯めてようやく辿り着いた海外生活は
価値観やその後の行動まで変えてしまうようなかけがえのない経験だった。
その後、日本に戻る前にベトナム、タイを旅行した。
短い期間ではあったがそこには日本ともオーストラリアとも違う光景が広がっており
私の海外に対する熱はさらに増していくことになる。
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