
語学学校卒業、そして農園へ。〜オーストラリア⑧
16週間の語学学校。
私はこの期間で計り知れないほど成長できた。
中学・高校で習ってきたことを「理解」できたというか、
仕組みのようなものが身についたと思う。
それは語学学校だけの効果ではなく、日常生活において
自ら文章を組み立て発言する。わからないことは調べるということを繰り返したおかげだと思っている。
放課後は大学に通っているオージー(オーストラリア人)の寮に遊びに行ったり、
スーパー行って自炊したり、
野球したり、
たまに飲みに行ったり。
その全てが英語だったわけで、やはり日本にいるより数段レベルアップできた。
さて、期末テストも成績もない語学学校なので期間が終われば誰でも卒業できる。
こんな感じで卒業した。※2009年の写真。若い。
左は校長先生。こちらも若い!
無事卒業したはいいものの、実はこの時日本で貯めてきたお金がかなり少なくなってきていた。(日本に帰るお金もないくらい😳笑)
ワーキングホリデーは滞在中3ヶ月以上季節労働(農業とか漁業とか)に従事すると
2年目のビザがもらえるというルールなので私も農場で働こうと思い情報を集めていた。
今ならSNSで「スタッフ空きあり!」とか「2名募集!」とかありそうなものだが、
当時は「何月ごろは〜の収穫時期だから〜に行けば仕事がたくさんある」というような噂しかなかった。
そんな時、スーパーで買い物をした帰り道で「日本人ですか?」と声をかけられた。
タウンズビルに住む日本人は全員知っているはず(?)だったので驚いた。
声をかけてきたのはタカさんという人で、なんとブリスベンからケアンズまで歩いている途中とのことだった😳
およそ1700km😳札幌から東京が1100km😳
野宿するときは教会がオススメと言っていた。治安がいいから🥺
歩いて通った農業で有名なBundabergやAyrといった町にはにはあまり仕事がなかったらしく、北にあるTullyは年中バナナが獲れるということを聞いた。
それを聞き、私の行き先はTullyに決まった。
この後、3ヶ月でビザがもらえるはずのバナナ農園で残り8ヶ月のワーホリ生活のほとんどを過ごすことになる。
-続く-
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