
ホームステイ先へ〜オーストラリア③
ケアンズからの長距離バスでタウンズビルに到着した。
ターミナルに着いて辺りを見回すとすぐに一人の女性が声をかけてくれた。
Are you Kenshiro?
ホームステイ先のホストマザーが迎えにきてくれていた。
予定通りではあるのだが、すぐに声をかけてくれて安心した。
車で家まで連れて行ってくれた。道中いろいろ話しかけてくれたが上手いこと返事はできなかった。
でもタウンズビルの綺麗な街並みを見るとこれから始まる生活のことを考えてワクワクした。
家には10分程度で着き、ホストファザーも家にいた。
まずは汗だくなので着替えたいと言ってシャワーを浴びて着替えた。
そしてサンドイッチを作ってもらって食べた。
食べながら日本の政治について色々聞かれ、電子辞書片手に色々説明したがどれだけ伝わったのかはわからない。
Kenshiroは長いのでKenと呼ばれることになった。
しかし、ニュージーランド出身のマザーとファザーは「ケン」と発音するのが難しいらしく、
ずっと「キーン」と言っていた。
家には息子のジョーダンと、もう一人ホームステイしている大学生も住んでいた。
ジョーダンは身長190、体重100を超える体格で長髪、髭モジャだったが、
年齢を聞くと19歳ということでかなり驚いた。
家の中のもので私は英語でなんと言えばいいのか分からないものが多かった。
冷蔵庫。冷凍庫。電子レンジ。まな板。蛇口。
普段よく使うものなのに学校の教科書には載ってないんだなーと思った。(載ってますか!?)
実際暮らしてみると「これはどう言えばいいんだろう」ということが多く、
それを調べて使うということを繰り返すから身につくんだなと実感する日々だった。
自転車を買うときに調べた「できるだけ安く」(as cheap as possible)
というのは一発で覚えた。
着いてから数日は身の回りのことをやり、
週明けから語学学校に入学する。
ワーキングホリデーは同一の学校に通うのは16週間までと定められているため私も16週間申し込んだ。
ホームステイは最初の1ヶ月だけ申し込んだ。予算の関係もあり、その後はアパートやシェアハウスに移る予定だ。
語学学校初日はホストファザーが車で送ってくれた。
タウンズビル唯一の語学学校が街の中心部にある。
そもそもなぜシドニーやケアンズ等、留学生に人気の地ではなくタウンズビルを選んだのか。
詳細は次回。
-続く-
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